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【私立総合大学】＝「格」ランキング＝
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0 名前：大学マニアのおっさん ≪趣味：大学めぐり≫：2006/12/19 10:17
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大学に限らず、物事には「格」というものがあるが、人気と格とは必ずしも一致するものではない。大学でいうところの
「格」とは、その大学が長きに渡って積み重ねて来た伝統・実績の結果としての「ブランド力」であり、人気というのは
ある程度その「ブランド力」を背景にした「偏差値」で表されるが、社会経験などない多くの受験生は、その見かけ上の
偏差値を大学の序列だと思い込んでしまう傾向にあるため、それに乗っかる形で大学側（多くは私立）も、見かけ上の
偏差値を上げて大学間の序列で上位に立つべく、あれこれ画策してくるようになった。教科数を減らして負担を軽くすれば
偏差値が高く出る（慶應など）。推薦入学者や内部進学者の枠を必要以上に増やして一般入試枠を狭めた上で、その
一般入試の方式を何通りにも複線化して予備校・マスコミが取り上げる3教科型の定員を絞り込んで偏差値を吊り上げる
（立命館など）。もともとの定員が少なければ合格者が絞られるので偏差値が高く出やすくなる（上智など）。このような
状況の中、単に見かけ上の偏差値で大学の序列を決めてしまうのはあまりにも危険だ。高校なら、数年で超進学校へと変貌
することがあるが、大学はそうはいかない。それは大学が社会と直結しているからだ。社会で積み重ねて来た実績がその
大学の「格」を決めているのである。つまり、大学は「格」で選ばなくてはならないのである。その「偏差値」にしても、
自分が受験するその年だけの、またはここ数年だけの偏差値を見ても何も見えて来ない。バブル前～バブル期～バブル後
から現在に至る、過去25年くらいのものの平均偏差値を見た上で、大多数の学生が直面する最大の関心事となるであろう
就職実績（上場企業への就職力）や学閥（上場企業での昇進力）などを加味して総合的に見るのがよいのである。就職実績
や学閥など、個人の力だけではどうにもならない部分、これが大学のブランド力であり、資格試験などの実績は個人の力で
どうにかなるような性質であり、しかも限られた学生しか直面しないようなものなので、大学のブランドとは関係ない。
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